ノイシュヴァンシュタイン城(10) 本文へ
台所
巨大な丸天井は、磨かれた化粧漆喰・御影石の柱で支えられたこの台所は、当時としてはかなり進歩的で、水道からは水と湯が両方出るようになっており、鹿肉や鳥肉をローストするための自動回転焼串の付いたグリルも見られる。太い管の中でタービンが回され、この回転運動が伝動装置を経て、焼串に伝わるようになっている。この台所は2年間、フル回転していた。