イラン料理
いつもお断りしていますが、私はグルメには程遠い人間なので、料理の好みはあまりないのですが、関心のある方も大勢おられると思いますので、ここでイラン料理のご紹介をしておきます。
イランは多民族国家のため、地域によって多少の差はありましたが、共通しているのは、主食は米とナン(平たいパン)で、主采はケバブ(羊肉や鶏の串焼き) と、野菜サラダ、ヨーグルトといったところです。
右写真で、ご飯に黄色いものが載っていますが、これはサフランです。通常これにバターを混ぜて食べます。
( ただし、この写真は拡大できませんので、あしからず )
そのほか、鶏や牛を使った煮込みなどもよく出ましたし、時おり魚もありました。
豚はイスラム圏ですので、もちろんご法度です。
以下、代表的なメインディシュを写真でご紹介しましょう。( こちらはすべて拡大できます )
最後のものだけは少し説明が必要ですね。
これはアーブ・グーシュというイランの伝統的な料理で、壷の中にはトマトベースで、ポテト、人参、羊肉などを煮込んだシチューがあり、その中にナンや野菜などをちぎって入れ、それを棒でつついてつぶし、お皿に移して食べるものです。白いものはヨーグルトで、これは別に飲みます。
いかがですか? このような料理が出るなら、イランへ行くのも悪くないな、と思われたでしょうか?
ただし、イランではアルコールは、持ち込みも含めて一切禁止ですので、くれぐれもごご承知おきのほどを。
申し遅れましたが、上掲の料理はすべて昼・夕食時のもので、朝食は、ほとんどがアメリカンスタイルにナンなどのイラン色を加えたビュッフェ方式でしたので、念のため申し添えます。