ニュージーランド周遊

(1992.5.1724)

 

説明: map2海外旅行も数えて8回目。これまでは在職中とあって休暇をとるのも苦労しましたが、今回は退職後の初めての海外旅行、記念に赤道を越えたいと思い、K社の「とっておきのニュージーランド」のツアーに参加しました。

 

今回はなぜか妻が同行の権利(?)を大学生の次男に譲ったので、親子での初めての旅行となりました。

さて、ニュージーランドは、季節が日本とちょうど反対で、五月は晩秋にあたり、天候も不順と聞いていたので、やや心配しましたが、あにはからんや、現地では雨や雪が降ったものの、その時は我々がバスや建物の中にいた時ばかりという幸運に恵まれ、みな大喜びでした。マウント・クックだけは、我々が着いた時、ちょうど雲がかかり、オプションで予定していた遊覧飛行ができず、残念でしたが---------

説明: sheep2

行けども行けども人家も見えない大平原、のどかに放牧中の羊や牛の群れ、遠くに連なる山並みの美しさ等々その雄大さに圧倒されましたが、今回の旅行で最も印象的だったのは、テカポ湖畔で見た夜空にまばゆく光る星座の美しさでした。まるで星が今にも降ってくるような迫力で、天の川がくっきりと見え、あれが南半球でしか見られない南十字星か、と今更ながら認識を新たにしました。皆が立ち去ったあとも一人佇み、首が痛くなるほど見続けました。

残念ながら、私のバカチョンカメラでは写真に撮ることはできませんでしたが、今でも心に鮮やかに残っております。

 

説明: tekapoそれに夕焼けの美しさも圧巻で、南島を移動中、二度体験(?)しました。夕日が段々と沈んでいき、その残照と薄暮のコントラストが実に素晴らしく、日本ではとても見られない光景でした。

 

北島では、オークランド滞在中、ワイトモへのオプショナルツアーに参加し、世界第8番目の不思議と言われるツチボタルを鑑賞しました。真っ暗な洞窟の中をボートに乗って進んでいくと、天井にへばりついた何十万匹、いな何百万匹もの幼虫が発する青白い光で、まるで別世界にいるような、あっという間の10分間でした。

 

一方、息子のほうは、こちらは若者らしく、クイーンズタウンで、橋の上から50m下の川に向かって飛び降りるバンジージャンプに挑戦するなど、まことに実のある旅行となったようです。

 

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