ボホール島の概況
ボホール島(Bohol Island)
フィリピン南部、ビサヤ諸島の南部に位置する島。北西にセブ島、北東にレイテ島、南にミンダナオ島がある。近隣の島々をふくめ、同名の州を構成する。面積は3864km2。山がちで、北部と西部の海岸は岩礁で縁どられている。金、銅、リン酸塩、石炭、鉄を産し、多くの鉱泉がある。石灰岩の丘が林立する独特の景観は「チョコレート・ヒルズ」とよばれて有名。おもな工業製品は、絹織物、綿花布、毛布など。16世紀後半、スペインの初代総督レガスピが、島の首長シカツナと「血の同盟」をむすんだことで知られる。州都はタグビララン(人口5万6000人、1990年)。州の面積は4079km2。人口は94万8000人(1990年)。