ポーランドの偉人たち
バスでの長時間の移動の間にガイドのノヴァックさんがポーランドの生んだ偉人の話をしてくれました。
以下は、ポーランド国民が尊敬する順に従ってご紹介するものです。
まだ存命中のパウロ2世が2位とは、さすが敬虔なカトリックの国ですね。
@ コペルニクス Nicolaus
Copernicus
1473〜1543 ポーランドの天文学者。太陽はほぼ宇宙の中心にあり、地球は1日に1度地軸の周りを自転しながら、太陽の周りを1年周期で回転しているという説をとなえたことで知られている。この説は地動説として知られている。
A ヨハネ・パウロ2世 Johanes Paulus II
現ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(在位1978〜)はポーランド人であるが、イタリア人以外の教皇はハドリアヌス6世(在位1522〜23)以来である。ヨハネ・パウロ2世は、同性愛、人工妊娠中絶、人工受精、産児制限については否定的で、聖職者の独身制の厳守を説いている。また教会の世俗化、女性の司祭叙階、司祭の政治活動にも否定的であるなど保守的な立場をとっている。
B マリー・キューリー Marie Curie
1867〜1934 ポーランド出身の物理学者。夫のピエールとともに放射性元素の研究をし、1903年にノーベル賞を受賞した。さらに11年には、ポロニウムとラジウムの発見により、2度目のノーベル賞が授与された。
C ショパン Fryderyk
Franciszek Chopin
1810〜49 ポーランドの作曲家・ピアニスト。初期ロマン派のピアノ音楽を代表し、西洋音楽史上最高のピアノ音楽の作曲家との評価もある。