シンガポールの旅
プロローグ
この旅は、義妹夫妻の誘いで、妻とともに4人で初めて参加したツアーの記録です。
時は1986年の8月で、もちろん私もまだ在職中でしたので、日曜日をはさみ、夏休みをとっての5日間の旅行でした。
これまで海外旅行には17年前のゴールデン・ウィークにヨーロッパに出かけた経験はあったものの、当時はまだ1ドルが360円の固定相場の時代で、かつ外貨持ち出しは500ドルまでと制限されていたので、まるで様子が違ったものでありました。
このシンガポールの旅がきっかけで、以後、在職中はアジアを中心に年1回、退職してからは年3〜5回の海外行へ行くことになったもので、短期間ながら、私にとって想い出深い旅のひとつであります。
ご案内のように、シンガポールは日本の淡路島とほぼ同じくらいの小さな島なので、1箇所に滞在のまま、デイ・ツアーで観光でき、かつ日本との時差も1時間しかないためため、香港やハワイと並んで初めての海外旅行にはうってつけの行き先と言えましょう。
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この頃はまだインターネット出現以前であり、ましてや自分でホームページを持つことなど夢想だにしていなかったため、それに海外に行くこと自体がまだ珍しい頃でしたので、いきおい、写真も人物主体のものばかりとなり、誇れるようないい写真がないのが残念であります。
そのため、ほとんどの写真が拡大不可となっておりますので、お含み置きの上、ご覧ください。
その後のシンガポールの発展は目覚しく、今では相当変わってしまっていると聞き及びますが、まだまだお上りさん気分で行った当時の様子や雰囲気をいくらかでも感じてとっていただければ幸いです。