第7〜8日目
午前3時過ぎにショーが終わってホテルに帰ると、さすがに眠さとこれまでの旅の疲れが重なり、午前11時近くまで起きられず、陽光のパリの半日を空費してしまう。
昼食をとった後、予約してあった観光バスでブーローニュの森を抜け、一路ベルサイユ宮殿へのデイツアーに向かう。
さすが太陽王ルイ14世が20年の歳月と莫大な資金を投じて築き上げたものだけに、その内部の豪華さは確かに目を見張るものがあった。
下の写真で、左はマンサールの傑作と言われる礼拝堂、右が有名な鏡の間で、庭園に面した長さが実に75m、幅10m余もあり、対面の壁には窓と向き合った同サイズのガラスがはめ込まれ、窓からの光を反射するようになっている。(画質が悪くて申し訳ありません)
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なお、ベルサイユ宮殿は、その建物と並んで、その庭園の美しさも有名だが、あいにく俄か雨にぶつかり、その幾何学的美しさを十分に観賞できなかったのは残念であった。
さて、これでローマとパリは一通り観光したものの、折角ここまで来たのだから、風光明媚で名高いカプリ島へも行ってみたくなり、日本へ電報を打って滞在を1日延ばすことにし、翌5月3日、再びローマにとって返す。