第7日目
(4月2日)
カバー
朝食後、ホテルを8時過ぎに出発。メリダから80kmほど南にあるカバー遺跡に向かう。
途中、ウマン村というところで、朝市を見学、後で訪れる予定のウシュマルを経由し、カバー遺跡に着いたのは10時半であった。
ここはマヤ古典期末期の遺跡ということだが、何ともいえぬ殺伐とした、グロテスクな建造物が立ち並んでいた。
左下の写真は、ここの代表的遺跡であるコズ・ホープである。コズ・ホープとはマヤ語で巻いたむしろという意味だそうで、正面全体が右下写真に見るような雨の神チャクの仮面で正面が覆われており、不気味な雰囲気をかもし出している。 |
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左写真は、宮殿、またの名を柱の神殿と呼ばれるもので、右写真は凱旋門である。何とも異様な形をしているが、この三角形のアーチは力学的に高度の技術なしには造れないものだそうだ。 |
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ウシュマル
カバー遺跡見学後、途中、民家の見学をはさんで、ウシュマル遺跡に向かう。
ウシュマルは、明日行く予定のチチェン・イツァに匹敵する重要なマヤ遺跡とか。遺跡の入り口には博物館のような立派な建物が建てられ、観光客の便宜を図っている。
下の写真は急角度の階段をもつ丸みのあるピラミッドで、魔法使いのピラミッド呼ばれている。 高さは約30mだが、急勾配なので昇り降りは大変そうだ。 |
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左下は盛り土した高台の上に造られた細長い総督の館で、プロポーションや装飾などに設計者の優れた鑑識眼と腕前を窺わせるものがあった。 |
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遺跡見学後、敷地内のレストランで遅い昼食をとり、メリダに戻る。