第6〜7日目
(1/17〜18)
チェンマイ→ 成田
6時50分起床。今日は日程6日目だが、今夜の便で帰るので、実質的にタイにおける最後の日。
これまでなら、なんだもう帰る日か、と思ったことだろうが、今では1週間がちょうどよい日数となった。これも加齢による体力気力の減退の故であろうか。
今日は、日程上は夕食時まで自由行動となっているが、当初3日目のメーサロンで予定していた小学校訪問をこの日に振り替えたこともあり、みな一緒に行動することとなった。
シャワーを浴びてさっぱりとした気分になったところで、帰国に備えてパッキング、そしてメモの整理などをした後、9時20分に朝食に降りる。
さすがにこの時間では、ツアーメンバーとは誰も会わず、一人ゆったりと、パイナップルジュース、牛乳、クロワッサン、ミックスフルーツを選んで朝食を済ます。
10時40分、チェックアウト。出発までまだ時間があるので、フロントやロビー、果ては外に出てホテルの外観を撮るなどして時間をつぶす。
学校の昼休みにあわせ、11時30分、ホテルを後にし、付近にあるシーロン・チャイ小学校を訪問。
この学校、まだ新しいためか、なかなか綺麗な校舎である。緑と白のツートーンカラーも涼しげに見える。
校庭で遊んでいる子供たちに慣れないタイ語で「サワディー・カップ」と声を掛け、程なく出てきた先生に我々有志が持参した文房具類を渡すと、とても喜んでくれた。
やがて外出先から戻った校長先生も加わり、全員で記念写真に納まる。さすが気品と貫禄を備えた女性校長で、我々の訪問に感謝してくれた。(下右写真で、中央の薄紫スーツの女性が校長先生)
子供たちの屈託のない笑顔が印象に残ったひと時であった。
さて、この日の昼食は自由食であり、まだ買物をしたい人もいるので、両方の便宜を考慮し、ロビンソン・デパートという、とてつもなく大きなデパートに行くことになる。
12時20分到着後、まずは何でもありの3階のフード・センターまで案内され、ここで15時まで自由時間となる。
一通り、各国の即席料理の並ぶフードセンター内を見てまわったが、これと言って食欲の湧くものがなかったので、他をあたることにし、いろいろと探したところ、1階に日本料理店があったので、そこに入り、好物の寿司を注文する。
和服姿のタイ女性が接客していたが、何となく違和感があり、やはり和服は日本女性に限ると思った。
味のほうは、特にうまいというほどではなかったが、さりとてまずいというわけではなく、まぁ、異国での寿司としては合格点をあげてもいいのではないか、といったところ。
それにしても、これで165バーツ(約500円)とは安かった。
昼食後は、迷子になりそうなくらい広く複雑な構造の館内をウィンドゥ・ショッピングし、皆が集まったところで、再び荷物を預けてあるホテルにとって返す。
ここでスーツケースの最終点検後、バスタオルを貸してくれ、シャワー室で汗を流すことができたのは、これから帰国する身にとって、さっぱりできて嬉しいことであった。
16時25分、ホテルを再出発、空港に向かう道すがら、「チェンマイ・スキ・コカ・タイ・レストラン」という店で最後の晩餐(?)。
メニュはタイ式すき焼きであったが、どう見てもこれは日本の寄せ鍋という感じで、おまけにタイでは生卵を食べないので、尚更であった。しかしそれなりに味のほうはよかった。
長テーブルに鍋二つを11人で囲み、最後とあって話も弾んだが、これで終わりかと思うと、ちょっぴり寂しい気もした。
18時25分、チェンマイ空港に到着。ツアー中世話になったドライバーのラッコ氏、ガイドのアイ
さんらに別れを告げ、出国手続きを経て、20時15分、同空港を離陸、バンコク経由、翌18日6時07分、無事成田空港に着陸し、すべての日程を終了した。
( 続いてエピローグをご覧ください。)
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