エピローグ
最後に、各ページでは書ききれなかったことについて記すことにします。
1.スタッフ
今回のツアーでお世話になったスタッフの方々を紹介しましょう。
まずは次の二人の方。
左が本ツアーの添乗員 I.Uさんです。なかなか配意の行き届いた責任感ある人でした。ドブロヴニクで自由行動の日も、率先して案内してくれました。
右の写真の男性は、リュブリアナからドブロヴニクまで通しで運転してくれたドライバーのチュルリナ氏です。運転がうまく、また礼儀正しい人でした。
次に紹介するのは各地のガイドさんたちです。
上の写真、左端の男性がスロベニアのガイド長谷川氏です。スロベニアに居ついて30年だそうです。日本人なので、我々の感覚に見合った説明をしてくれました。ユーモアのセンスも持ち合わせていて、「スロベニアは世界で唯一『愛』のある国です」と言うので、何のことかと思いましたら、国名の中にloveがあるのはSloveniaだけであると----- お分かりですね。
真ん中の写真で、中央の赤い服の女性がリエカのガイド、ベイカさんです。もう一人右の女性は見習い中とか。
右端の写真の女性はプリトビチェ湖群国立公園のガイド、ヘレナさんです。気さくなおばさんといった感じでした。
上の写真、左端の女性が、スプリットのガイド、ビレンカさんです。知的過ぎる感じで、ちょ っと近寄り難かったです。
真ん中の女性がドブロヴニクのガイド、ポーラさんです。なかなか優雅な雰囲気の人でした。
右端の写真で、帽子を被っている青年がザグレブのガイド、イゴール君です。ザグレブ空港で、私の本探しを手伝ってくれるなど、親切で気のいい若者で、この秋結婚する予定であることなど話してくれました。アメリカに2年間留学していた由。道理で流暢な英語を話しました。
2.タイムスリップ(?)
下の写真をご覧ください。
皆さん、中世の衣装をまとっていますね。一瞬、自分が中世にいるかのような錯覚に陥りかけましたが、実は、ちょうど映画のロケ中にぶつかり、左の写真は、出演者の方々が休憩しているところなのです。
3.両替
スロベニアではあえて現地通貨に両替しませんでした。と言うのは、同国滞在は2日間と短期間であり、ドルもユーロも通用したからです。
レートは、1トラールが0.5〜0.6円くらいだったようです。
面白いことに、一度、ドルで買い物したら、お釣りはドルはないと言ってユーロでくれました。
クロアチアでもドルやユーロは通用しましたが、こちらは滞在期間が長いので、入国時に現地通貨に替えました。こちらは1クーナが17〜18円くらいでした。
参考までに両国の主要紙幣をご覧いただきましょう。左がスロベニアの100トラール紙幣で、右がクロアチアの10クーナ紙幣です。
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4.食事
食べ物については、私はグルメではないので、あまり意に介しませんでしたが、まずまずと言ったところでしたでしょうか。
前菜、メイン料理にデザートというのはヨーロッパではお決まりのコースですが、両国とも、前菜では野菜スープが多く、メインは牛・豚・鶏の肉料理が主でしたが、アドリア海沿岸部では、時折り鱒などの魚料理のこともありました。
特筆すべきは、メインに付け合せる野菜類の中にポテトが必ずあったことです。右の写真ではフレンチポテト風ですが、すり潰したものやふかしたものとか、あらゆる形のものが供され、デザートにもポテト入りのアイスクリームが出たほどでした。
それと、各レストラン、ホテルとも、ヨーロッパでは珍しく、食事時には必ず水のサーブがありました。硬水なので、最初は恐々飲んでいましたが、そのうちに気にせずに飲めるようになりました。胃がだんだん慣れてきたせいでしょうか。
5.ホテル
ホテルは、8泊のうち連泊が2回あったので、6箇所に泊まりました。どこも素朴でしたが、設備・サービスとも特に不満はありませんでした。フロントではすべて英語が通じました。
左の写真はザグレブで泊まったホテルです。クロアチアの首都でこの程度のものですが、ただ感心したのはここに限らず、どの地方都市のホテルでもドライアーが必ず配備してあったことです。夜遅く髪を洗ったときなど、これがないと不便ですよね。
それとドアキーは、1箇所を除いて、まだカードキーを採用しておらず、西欧諸国に比し、遅れていることは否めないようです。
6.再会
最初の観光地、リュブリアナ市内を歩いていたときのことです。一組のご夫婦から『野口さんでしたよね』と声をかけられました。
何と、3年前にやはりこの旅行社のモロッコのツアーで一緒だったKご夫妻でした。
このような再会は4回目ですが、相手がカップルの場合は初めてで、以後、食事のときなどご一緒し、親しくさせていただきました。
最後の成田空港では、3度目を期待しましょう、と言って握手して別れました。
以上で、私のお粗末なスロベニア・クロアチア編を終わらせていただきます。最後までご覧いただき有り難うございました。