スロベニア・クロアチア周遊
(2003.3.28〜4.6)
プロローグ
イタリアの東、コバルトブルーのアドリア海に沿って広がる国スロベニアとクロアチア。アドリア海の真珠と称されるドブロヴニクなど中世の面影をそのまま残す街々や、大自然が造りだした不思議な景観を訪れる世界遺産の旅。
そんな魅力を実体験すべく、イラク戦争のさなか、旅立ちました。周囲の人々からは、この時期に何故?と言われましたが、戦争当事国からは大分離れているので、その点、意に介しませんでした。
むしろ、そういう思惑から、ツアーをキャンセルする人が出て、少ない人数で行けることを期待したのですが、スロベニアやクロアチアに行くような人はやはり旅慣れた人が多く、殆どキャンセルはなかった模様で、参加者は26名もいました。
実は、ほかの理由で、私自身がすんでのところでキャンセルするところでした。それは出発3日前の晩に発熱し、頻繁な下痢に悩まされました。熱そのものは薬で何とか治まりましたが、下痢のほうはいくら薬を飲んでも止まらず、食欲もなく、これはキャンセルせざるを得ないかというところまで追い込まれました。
しかし、出発直前のキャンセルは50%も取消料を取られるし、ともかく熱だけは下がったことだし、後は運を天に任せて、ままよと出かけた次第です。
果たして出発後も下痢は続き、ちょっぴり不安でしたが、3日目に好転の兆しが見え、4日目からは完全に元に戻った感じで、事なきを得ましたが、まさにそれまでは薄氷を踏む思いでした。
さて、前置きはこのくらいにして、今回のツアーのルートをご紹介しましょう。
フランクフルト経由で、右図のように、スロベニアの首都リュブリアナから入り、以後、ツアーバスで観光しつつ、国境を越えてクロアチアに入り、ドブロヴニクからは国内便で、最終目的地の首都のザグレブに飛び、ここから再びフランクフルト経由で帰国しました。
なお、両国の概要については、こちらをクリックしてください。
次ページ以降、枠のある写真はクリックすれば拡大できますので、適宜ご利用ください。
以下が旅程の概要です。
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なお、最後に「エピローグ」のページも設けてありますので、あわせてご覧いただければ幸いです。
日程 |
訪問都市 |
日 程 内 容 |
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1 |
東京 |
■ 午後、空路、フランクフルト乗り継ぎスロベニアの首都リュブリアナへ |
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2 |
リュブリアナ
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■ 午前、リュブリアナ市内観光 (リュブリアナ城、市庁舎、大聖堂、三本橋など) (ボートにて聖マリアンヌ教会、湖畔散策など) |
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3 |
ブレッド湖 (ポストイナ鍾乳洞) プリトビチェ (泊) |
■ 午前、ポストイナ鍾乳洞に向かう ■ 国境を越えてクロアチアに入り、オパティアにて昼食 |
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4 |
プリトビチェ |
■ 午前、プリトビチェ湖群国立公園をハイキング |
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5 |
スプリット滞在 (トロギル) |
■ 午前、スプリット市内観光 (聖ドムニウス大聖堂、ユピテル神殿、ディオクレティアヌス 帝宮殿など) ■ 観光後、再びスプリットへ |
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6 |
スプリット ドブロヴニク (泊) |
■ 朝食後、南ダルマチア地方の中心都市ドブロヴニクへ ■ 到着、昼食後、旧市街を巡るドブロヴニク市内観光 (フランチェスコ会修道院、大聖堂、スポンザ宮殿など) |
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7 |
ドブロヴニク滞在 |
■ 朝食後、終日自由行動(聖ブラシウス教会、城壁散策ほか) |
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8 |
ドブロヴニク ザグレブ (泊) |
■ 早朝、空路、クロアチアの首都ザグレブへ ■ 着後、ザグレブ市内観光 (聖マルコ教会、大聖堂、イェラチッチ広場など) |
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9 |
ザグレブ (機中泊) |
■ 朝食後、自由行動 ■ 午後、空路、フランクフルト乗り継ぎ、帰国の途へ。 |
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10 |
東京 |
■ 午後、成田空港到着。通関後、家路へ。 |