第12〜13日目
(6月14〜15日)
6月13日、アイルランドの旅もついにフィナーレを迎えた。
今日はホテル出発が9時50分なので、最後の朝食をいつもの早起き組4人でゆったりと味わう。
部屋に戻るも、まだ出発まで2時間余がある。
ともかくも手荷物だけは素早く片付け、スーツケースをドアの外に出したのが8時ちょっと過ぎだった。
ここでテレビのスイッチを入れると、おぉ、サッカーをやってるではないか。それも日本対チュニジア戦を…
まさに僥倖だった。しかも日本の勝つところまで見られたのだから…
9時50分、予定通り出発し、30分ほどでダブリン空港に到着、ガイドのN.Yさんに別れを告げ、約2時間後、エア・リンガス(EI)164)便でロンドンへ向かう。
そして英国航空(BA)007)便でロンドンのヒースロー国際空港を飛び立ったは16時12分で、すでに日本では14日になっていた。
帰国便では、通路側の席(36C)だったので、比較的楽であったが、A,Bの席の人が通るたびに立ち上がらねばならず、とうとう寝そびれたまま、朝を迎えてしまった。
救いはこのエリア担当のスチュワーデスの笑顔であった。アイルランド人には珍しく、サービス精神に富み、食事のときなど常に笑顔を絶やさずサーブしているのを見て、感動すら覚えたほどだ。
写真を撮らせてほしいと言うと、びっくりし、恥ずかしがったが、それでもそばにいた女性乗客と一緒にポーズをとってくれた。
そして撮った直後、デジタルの画面を見せると、更にびっくり、同僚のスチュワーデスたちに見せまわっていた。
こんなに反応があるとは、うれしいハプニングであり、単調な機内での一服の清涼剤であった。
6月15日11時10分、無事成田空港に着陸、帰国した。