6日目

(68)説明: C:\Users\tonoguchi\home1\ileland\a.islands.jpg

 午前時ちょうどにホテルを出発、アラン諸島最大の島、イニシュモア島へ向かう。
 今夜も同じホテルに連泊とあって、みなの顔にも心なしか余裕が感じられる。

 港へ向かうバスの中で、現地ガイドのジェイムズ氏から簡単なゲール語を教わる。
 ちなみに"yes"は「トー」で、"no"は「ニール」だそうだ。

 バスで行くこと約説明: C:\Users\tonoguchi\home1\ileland\ship.jpg分でアラン諸島への玄関口ロッサヴィール港につく。

 ここから国際色豊かな他のツアー客と一緒にフェリーに乗り移り、海路を行くこと30分、イニシュモア島に到着する。

 船は面白いように揺れ、気分の悪くなった人も相当でたが、大事には至らず全員上陸できた。

 「揺れに揺れ 聞きしに勝る 海路かな」

説明: C:\Users\tonoguchi\home1\ileland\irishdance.jpg
 上陸後、まずは港近くのレストランでアイリッシュダンスを観賞しながら昼食をとる。

 もつともダンスといってもアイルランドの他の地域からの観光客が狭い空間で店の演奏者の弾く曲に合わせ、自主的に踊っているだけだったが…

 このレストランで、日本のクルーズ船「飛鳥」で世界一周中の恵まれたグループと偶々一緒になる。

 昼食後、ミニバス台に分乗し、ドン・エンガスの遺跡観光に出発する。

 遺跡麓のビジターセンターでバスを降り、あとは南岸の丘に眠る半円の砦跡を目指して、緩やかな坂道をそこら中に張り巡らされた石壁を縫うように登っていく。(下左写真)

 ドン・エンガスは、約2000年前に造られた砦で、断崖の上に四重の石垣が半円形に造られている。砦の先は大西洋に面する垂直に切り立った断崖で、海面から約90mの高さにあり、その凄い迫力に圧倒された。

 下中写真は、恐る恐る下を覗いているところで、下右がそこから撮った写真である。

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 次に島の北東にある聖キーラン修道院を訪ねる。(下左)

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説明: C:\Users\tonoguchi\home1\ileland\sunclock.jpg

 12世紀建造のもので、今は廃墟となっているが、周囲に古代の日時計先史時代の墓石造りの十字架などが残っている。
 注目すべきは紀元前の日時計(左写真)で、そのまわりを回まわると病気が治るという。
 私もご利益にあやかろうと、回まわった。
 帰国後、血圧が下がった。
 (これ、本当です)

 

 港付近に戻り、しばしフリータイムの散策を楽しんだ後、再びフェリーに乗って本島に戻り、途中、スピドールという町のレストランで夕食をとり、2050分ホテルに帰着する。

 

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