エアフルト
10日目、午前中はエアフルト市内を観光しました。
かつてゲーテはワイマールの大臣としてしばしばこの町を訪れたそうです。また、ナポレオンが1808年にゲーテと会見したのもこの町であったとのことです。
ドーム
町のシンボルはペトリ・ドーム(ペテロ大聖堂)と、その右隣に立つセヴェリ教会だそうで、ドームでは1160年作成の俗に「ヴォルフラム」と呼ばれている僧侶の燭台(下中央)が有名のようです。
また、同じ時代の漆喰の塑像で聖母子の祭壇(下左)も見事な細工で、ロマネスクの真髄を見る思いでした。
また、14世紀の創世記をテーマにしたステンドグラスや、15世紀の「一角獣のマドンナ」の三翼祭壇画(下右)なども見応えがありました。
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市庁舎
エアフルトの市庁舎は、町の中心にあるフィッシュ・マルクト広場の一角にあります。
フィッシュマルクトとは文字通りここに魚市場があったことを示していますが、この広場はそんなには広くなく、今では占領で財を成した富豪たちの邸宅が立ち並んでいます。
市庁舎は19世紀に建て直されたネオ・ゴシック様式の建物で、そのどっしりとした構えは、いかにもドイツらしい質実剛健な佇まいを見せております。
驚いたことに、この市庁舎はただの歴史的建造物ではなく、今でも減益の市役所としてちゃんと機能しているとのことです。
クレーマー橋
下の左写真、ただの通りのように見えますが、実は、これは市内のゲラ川の上に架かる橋の一部なのです。これが外側から見ると、右下写真のようになっています。
木組みの家が両側にずらりと並んでいる様は、まるで街なかの通りと錯覚してしまいそうですね。
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この日の午後、エアフルトを発って、更にゲーテ街道の東、1時間強のところにあるヴァイマールに向かいました。
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