ピコス・デ・エウロパ

 

コミージャスを後に、バスは更に西に向かい、途中、緑豊かなデバ川流域の盆地にある山峡の町ポテスで説明: 説明: picos de europa140分ほど小休止、水面に影を落とす古い石造りの家並みの通りを散策後、いよいよ説明: 説明: picos de europa2スペイン最後の秘境と言われ、2000メートル級の山々が連なるピコス・デ・エウロパの麓、森と草地が広がり緑溢れる大自然の中に突入・西進し、あちこちに村落のばら色の瓦屋根が見える山村風景を楽しみつつデバ川の流れに沿って遡ること24キロ、周囲を岩山に覆われた荒々しい窪地、標高1080mのフォンテ・デに建つ国営ホテル「パラドール」に着きました。

ちなみに、ピコス・デ・エウロパ Picos de Europa)とは『ヨーロッパの連山』を意味し、711年にジブラルタル海峡を渡り、10年間でイベリア半島をほぼ手中にしたムーア人たちも侵入できなかったスペイン最後の秘境で、アストゥリアス州、カンタブリア州、カスティーリャ・イ・レオン州に接し、カンタブリア山脈の一部となっているところです。日本ではエウロパ山と表記されることも多いようですが、単独の山ではありません。名前の由来は、アメリカ大陸からヨーロッパへやってきた船が初めて目にするヨーロッパの光景がこの連山であったから、という説が広く受け入れられているようです。

 

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