フェンテ・デ
垂直に切り立つピコス・デ・エウロパを背景にして建つパラドールは、ケーブル展望台へ向かうロープウェイの駅に近く、大自然の魅力を満喫するには絶好の場所に、山の国営ホテルとして1966年にオープンしたとか。
海抜2000mの地点にあるカブレ展望台に登れば、そこからはスケールの大きいピコス・デ・エウロパ山脈の峰々が360度望めるとあって、大いに期待しましたが、山の天気は気まぐれそのもの、9日目の朝食後に登ったときは、霧が濃くほとんど眺望が利かないばかりか、風が強くて寒気も厳しく、震え上がって早々に下山した次第です。