スペイン北部周遊
(1998. 6/24〜7/6)
こんにちわ!スペイン北部編にようこそ。
今回は、ロマネスク芸術の至宝が点在する村々や、中世の佇まいを残す街など、バルセロナからサンティアゴ・デ・コンポステラに至る魅力ある北スペイン探訪の旅をご紹介したいと思います。
とは言っても、実際に行ったのは1998年の6月から7月にかけてで、もう11年も前のことですので、記憶は大方薄れてしまっているため、旅日記形式ではまとめようもなく、したがって見どころ紹介形式になっておりますことをご了承ください。
スペインへは、既に更に遡ること5年弱の1993年の12月に行っておりますが、そのときはポルトガルとの抱き合わせで、スペイン自体は主として中西部と南部に限った行程でしたので、改めてスペイン北部の様子を知りたくなり、馴染みのE旅行社で、13日間かけて、じっくりと周ってきた次第です。
周遊ルートはほぼ右図の通りです。
成田からイベリア航空でモスクワ、マドリッド経由でバルセロナに着き、観光はここからスタートしました。
以後は、すべてツアーバスで、ピレネーの美しき村々と北スペインの田舎町を訪ねつつ、巡礼の道を辿って西に向かい、サンティアゴ・デ・コンポステラを最後に、全ての観光を終え、マドリッド、モスクワ経由で帰国の途に着きました
下表が旅程の概要です。
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また、特定の都市だけをご覧になりたい方は、下表のアンダーラインのある当該都市名をクリックしていただければ、そのページにジャンプしますので、適宜ご利用ください。
なお、赤字は世界遺産であることを示しています。
また、5日目の「タウール」以降、青線で囲ってある画像は、すべてクリックしていただければ拡大してご覧になれます。
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訪問都市 |
行程概要 |
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1 |
東京 |
■空路、イベリア航空にて(モスクワ、マドリッド乗り継ぎ)イベリア半島北東部に位置する、スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナへ。
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2 |
バルセロナ フィゲラス |
■朝食後、ロマネスク芸術の至宝カタルーニャ地方へ向けて出発。 ■北上し、フィゲラスへ。
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3 |
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朝食後、奇想天外な作品で超現実主義を代表するダリ美術館などフィゲラス市街徒歩観光。 ■その後、中世から北カタルーニャの文化・学問の中心地だったリポールに立ち寄り、「石の聖書」と呼ばれ、正面扉口全体を飾るロマネスク彫刻の見事なサンタ・マリア修道院を見学。
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4 |
アンドラ |
■午前、中世にピレネー山麓の宗教的中心地だった古都セウ・デ・ウルヘルへ。着後、イタリアのロンバルディア様式の影響が残るサンタ・マリア大聖堂を見学。。
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5 |
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終日、美しきピレネーの小村を訪れる。 ■緑豊かな起伏をもつボイの谷へ入り、徒歩観光後、ひっそりと佇むカタルーニャロマネスクの里、タウールへ。ピレネーの雄大な景観を背にして立つスペイン一美しいロマネスクのサン・クレメンテ教会、サンタ・マリア教会を訪問。 ■その後、ビエリャに戻り、市街観光。
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6 |
■朝食後、スペイン最古のロマネスク様式の大聖堂のあるハカと、フランシスコ・ザビエルの故郷、ザビエル城に立ち寄り、牛追い祭とヘミングウェイの小説「陽また昇る」の舞台で有名なパンプローナへ。
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7 |
■朝食後、パンプローナの散策。闘牛場とヘミングウェイの碑、市庁舎広場などを見学。
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8 |
サンティヤーナ・デル・マル |
■朝食後、”ヨーロッパの尖頭”ピコス・デ・エウロパの内部へ突入。途中、ガウディが設計したエル・カプリッチョの建つコミージャスに立ち寄る。 ■午後、スペイン最後の秘境、緑溢れる大自然の中のピコス・デ・エウロパへ。
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9 |
■朝、ロープウェイにてカブレ展望台に昇降後、サンチャゴ騎士団の本拠地であったレオン王国の首都レオンへ。
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10 |
■朝食後、ステンドグラスの美しい大聖堂、ロマネスクのフレスコ画が美しい王室霊廟があるサン・イシドロ教会などレオン市内観光。
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11 |
■午前、サンティアゴ・デ・コンポステラの観光。聖ヤコブの棺が安置されている大聖堂などを見学。
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12 |
サンティアゴ・デ・コンポステラ |
■朝、空路、(マドリッド、モスクワ乗り継ぎ)帰国の途へ。
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13 |
東京 |
■成田空港到着。通関後、解散。
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