ポンフェラーダ
アストルガから更に北西に向かうこと50分、かつての城塞都市 ポンフェラーダに到着しました。
ここは、大鉱山地帯の中心にあって非常に地味の豊かな陥没盆地にある人口6万の町ですが、12世紀に当時のレオン王フェルナンド2世の命により、テンプル騎士団が城を築いたことから、現在では、その廃墟が観光名所として知られるようになったようです。
いかにも堅牢そうな城壁など、城構えは当時の姿がそのまま残っており、そのほか、道を跨ぐように建っている鐘楼や壁がところどころ剥げ落ちている教会のファサードなど、町を歩くと、まさに中世にタイムスリップした感がありました。もつとも鐘楼の時計自体は近代になって付け足されたものでしょうけど。
ポンフェラーダでの散策観光を終え、さぁ次はいよいよ本ツアーのメインであり最終目的地でもあるサンティアゴ・デ・コンポステラです。