リポール

 

フィゲラスから西に向かうこと約1時間、リポールのサンタ・マリア修道院に立ち寄りました。

 

リポールは、人口12000の小さな町で、この修道院が唯一の観光スポットのようです。

 

ここは、建物の正面入口の壁面が、石の聖書とも呼ばれるほど夥しいロマネスク彫刻(レリーフ)で覆われていることで有名な修道院です。

 

創建は9世紀まで遡りますが、火災により消失し、現在残っているのは、12世紀の正面入口と回廊のみで、その他の部分はそれ以後のものとのこと。

レリーフが施された当時は、さぞ神々しい見事な景観を呈していたことは想像できますが、幾世紀もの風雨にさらされて傷んでしまっているのがなんとも勿体なく、残念なことです。

 

この後、「Grill Gall」にて遅い昼食をとり、1450分、一路、トセス峠(標高1800m)を越え、次の目的地アンドラに向かいました。

 

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