9日目

 (7/10)

 

機中 → 成田

 

機中では、相変わらず寝付けなかったが、ソウル到着1時間ほど前に出た食事は美味しく食べられたので、体調が復しつつあることを実感する。

そして午前859(ウズベキスタン時間では459)、ソウル・仁川空港に着陸。15分ほど遅れたので、乗り継ぎ便の搭乗開始まで30分しかなく、ターミナル内の長いコンコースを大急ぎで歩きに歩き、ここでも手荷物検査を経て、944分、成田行きのOZ-102便に搭乗する。

座席は35Kと、3連席の窓側で窮屈だったが、成田までの短距離なので、我慢できた。

1010分、離陸。30分ほどしてまた食事がサーブされた。メインはムツの煮物だったが、別に蕎麦がついていたのは、好物だけに救われた思いだった。

食事後はしばしまどろんでいるうちに、いつの間にか、気体は雲の下を飛んでおり、1208分、無事、成田国際空港に着陸した。

そして、出国審査を経て、Baggage Circuit にてスーツケースを受け取った後は流れ解散。添乗員さん初め、皆さんに挨拶後、税関を通過、手荷物宅配所に荷物を託し、家路についた。

 

 

エピローグ

 

以上9日間のウズベキスタン周遊でしたが、いかがだったでしょうか?

とにかく、ヒワから始まり、ブハラ、サマルカンド、タシケントと周ったわけですが、その暑さには参りました。

事前の情報では、最高気温の平均が35度前後と聞いていましたので、たまには40度を越すことがあるのは覚悟していましたが、実際には、常時4243度もあり、最高では実に46度の日もあったりで、まさに未経験の、想像を絶する暑さでした。

この暑さの中を日に1万歩以上も歩いたのですから普段冷房慣れしている身には堪りません。私のほかにも体調を壊された方が数人おられ、長距離移動のときは別として、デイ・ツアーのときは、誰かしら、ホテルに留まっている人がいました。

私は、これまでの海外ツアーの中で、食欲がなく、食事をパスしたことは何回かありますが、観光だけは貪欲についていき、パスしたことはありませんでした。

今回とうとう観光までパスを余儀なくされた事態が生じてしまい、非常に残念に思っています。

やはり旅行は酷暑期や厳寒期は避けたほうが無難ですね。

とは言え、今回それでは行かなかったほうがよかったか、と聞かれれば、やはり行ってよかったと思います。

百聞は一見に如かず、来なければ知り得なかったことが沢山あり、いろいろと勉強になったことも事実です。

なかでも、ウズベキスタンは一応イスラム国ですが、イランやイラクと違い、イスラム教を真面目に信奉している人はごく僅かで、一般の人は、チャドル着用はおろか、日々の礼拝も行っていないようです。

この点、日本人の殆どが仏教徒でありながら、それがあまり生活に根ざしていないのとよく似ています。

 

以上、今回は私の闘病記みたいな部分もあって、あるいは不愉快な思いをされたかもしれませんが、最後までご覧いただき、有難うございました。

なお、最後にツアー参加者の感想をご覧ください。

 

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