2日目(2)

( 525)

 (機中泊)→タシケント→テルアビブ→カイザリア→アッコー→ハイフア

 

1550分、カイザリアでの観光を終え、今夜の宿泊地ハイファ経由、更に地中海の海岸線沿いに北上し、5000年の歴史をもつアッコーの町へと向かう。

辺りは一面のひまわり畑、行くこと40分ほどでハイファの町に入ったが、さすがここはイスラエル第3の都市だけあって、車の流れもかなり渋滞していて、町を抜けるのに40分も要した末、1723分、ようやくアツコーの旧市街入口の駐車場に到着、直ちに観光に入った。

十字軍の要塞跡

ここは、1112世紀、ヨーロッパ各地から聖地奪還の志に燃説明: 説明: israel12-2-1えて馳せ参じた十字軍が造り、イスラム軍と戦う本拠としていた要塞跡で、周囲を城壁と海で囲まれ、十字軍の町とも呼ばれていた由。

要塞は地下にまで広がっており、そこにある騎士のホールでは連続するアーチを支える太い柱群が重々しい雰囲気を醸し出している。

また非常時の抜け道として外に続く細い地下道も設けられており、実際にここを歩いてみて、当時の騎士たちがどんな気持ちでここを通ったことか、甲冑で身を固めた姿が目に浮かぶようであった。

以下、右の要塞入口の写真から、クリックして内部の連続写真をご覧ください。

旧市街

1820分、要塞跡を出て、そこに連なる旧市街へと繰り出す。

説明: 説明: israel12-2-2城壁に囲まれた旧市街の雰囲気はアラブ色が強く、スーク(市場)やハーヌル・ウムターン(隊商宿)が建ち、一方、海岸の城壁に登って地中海の古い港を見おろせば、遠くに近代貿易港ハイファが見え、長い歴史を一挙に垣間見た感じであった。

街には、道端でテーブルを囲んでカードに興じるアラブの男性達やイスラム教を初め様々な宗教を信奉する人々の往来、家々の窓外に干される洗濯物などがそこかしこに見られ、そこに暮らす人々の生活ぶりが感じられた。

以下、左のスークの写真から、クリックして旧市街の様子を連続写真でご覧ください。

 

1845分、アッコーの町を後にし、来た時と同じ道を折り返して、宿泊地のハイファへ。

ホテルはカルメル山の頂上近くにあるので、山を巻くようにして坂道を登る。緑も多く、ジャカランタも満開!

1935分、やつとホテル「HOLIDAY INN HAIFA」に到着。このホテル、山の斜面に建っているため、入口(ロビー階)が9階になっている。

チェックイン後、鍵を渡され、一階上の1010号室に入室。まずは窓を開けて、眼下に広がるイスラエル最大の港町ハイファの風景をカメラに収めたが、既に薄暮になっており、そこかしこに明かりが灯り始めていた。

小憩後、ビュッフェの夕食をとり、本日の日程を終えたが、昨夜は機中でほとんど眠れなかっただけにだけに、帰室、入浴後、倒れこむようにしてベッドに入った。

(本日の歩数 12130)

 

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