5日目

115日)

ルアンプラバン → シェンクワン

 

 本日は出発が10時と遅いので、朝食後、ホテル近辺を30分ほど散策、所々で富くじを売っているのが目に付きました。庶民のささやかな楽しみのようです。

 

 さて、本日の観光一番目はタラート・プーシー(下左) ここには衣類や雑貨などの生活用品のほか、野菜や果物など生鮮食料品が所狭しと並べられていて、市民の台所といった感じのマーケットでした。

 右写真は次に行ったモン族のマーケットで、ここではモン族の刺繍を施した布や衣類が売られていました。

説明: p

説明: m

 次はルアンプラバンの町全体が見渡せるプーシーの丘への登頂です。もちろん、ケーブルカーはもとよりリフトなどそんな文明の利器はありませんから、高さ150m、328段の階段(下右)を、猛烈な暑さの中をあえぎあえぎの登攀となりました。

 頂上には1804年にアヌルット王により建てられた仏塔があり、また砲台の跡もありました。

 眼下の眺めは素晴らしいもので、茶色く濁ったメコン川や一昨日訪ねた王宮博物館、ワット・マイ寺院なども見えました。(中、右)

 なお、この丘には、その昔ふたりの仙人が神様に導かれてたどり着き、ルアンプラバンの町を造ったという伝説があるそうです。この丘こそルアンプラバン発祥の地ということになりますか。

説明: p

説明: p

説明: p

 

説明: b 市内のレストランで昼食後、1時間ほど自由時間となったので、付近を散策しました。

歩いているうちにどうも見覚えのあるところだと思いましたら、昨日の早朝、托鉢の見学に来た街角でした。

 と、ある場所で珍しいものを見つけました。バナナの木だけなら珍しくありませんが、そこに花が咲いていたのです。バナナの花は初めて見たので、早速カメラに収めたしだいです。(右写真)

 仏教国に来たので、記念に何か仏像のミニチュアでも買おうかと、それらしき店を探しましたが、なかなか見つかりません。やつと一軒見つけましたが、そこは土産物屋というより、地元の客を相手の店のようでした。まだまだ素朴で観光化してないということですね。

 

 1430分、ルアンプラバン空港から東のシェンクワンへ向かいました。予定より40分も早い離陸でした。ラオスでは予約してある客全員が揃ったら出発してしまうのだそうです。

 

フライト時間わずか25分でシェンクワン空港に到着、ポーンサワンの町に入り、まずは農業市場を見学しました。

このマーケットには、近郊の村から野菜などを売りに来る山岳少数民族の店が多いそうで、野菜、果物、日用雑貨のほか、ルアンプラバンのマーケットでは見られなかったナマズやカエル、カニなども売られていました。

ちょうど入口でまさに赤犬を捌こうとしている場面(下左)にぶつかり、ぎょっとしました。犬のほか、リスや蝙蝠も食用になるようです。

美人のお姉さん方は魚介類を売っていましたし(中央)、別の場所では鶏が1羽、身動きがとれない状態で生きたまま売られていましたが、少し残酷な気がしました。()

説明: a

説明: a

説明: a

 

このあと丘の上のホテル「PHUPHARDAENG HOTEL」に入りましたが、6人は別のホテルに分宿となりました。

こんな田舎では、大勢泊まれるホテルは限られているようです。

各部屋は2棟続きの山小屋風の建物の中にあり、内部はご覧のような素朴そのものの造りで、照明は天井からぶら下がっている裸電球のみで薄暗く、もちろんテレビはなく、風呂は手動ガス方式のシャワーのみで、タオルもバスタオルだけ。ま、この方がラオスへ来たという実感がしていいのかもしれませんが-----  それでもこのホテルがこの町では最高級とのこと。

ただ、感心したのはシャワーに備えてゴムぞうりが配備されていたことでした。暖かな気配りを感じました。

説明: s

説明: s

 

シャワーを浴び着替えをした後、夕食は再び他のホテルのメンバーと合流して街なかのレストランへ行きました。ホテル帰着は2012分でした。

 

ホーム

プロローグへ

前ページ

次ページ

ドイツ美人