エジプトの旅

(1996.1.12〜21)

プロローグ

 今回は、5000年の歴史をもつ世界3大文明発祥の地エジプトを訪ね、強大な権力を誇ったファラオたちの栄華の跡を辿るべく、E 旅行社のツアーに参加しました。

 エジプトのカイロまでは直行便がないので乗り継ぎを余儀なくされること、それに今回は、パキスタン航空で、しかも夜行便とあって、いささかハンデを感じえませんでしたが、もう行きたいと思うと、見送る気にはなれず、参加を決心した次第です。

 1月といえば、日本では厳寒期ですが、エジプトでは、11月から3月の間は穏やかな気候で、12月から1月までが最も過ごしやすく、日中カイロでは春の陽気、ルクソールでは日本の夏をカラッとさせた気候ということも参加に傾かせた要因のひとつですが、実際にはもっと暑く、バスに冷房が入ったほどでした。

 現地での旅のルートは右図のとおりです。

 

 以下が旅程の概要です。

 順番にご覧になる方は、ページ末の「次ページへ」を、日程を選んでご覧になりたい方は、表右欄の各「選択」をクリックしてください。
 なお、最後に「エピローグ」のページも設けてありますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

日程

訪問都市

日 程 内 容

 

1

東京

■空路、パキスタン航空でイスラマバード、アブダビ経由、エジプトの首都カイロに向かう。

 

2

カイロ

■到着後、ギザのホテルにチェックイン。
■小憩後、カイロ市内観光。荘厳なムハンマド・アリ・モスク、ツタンカーメンの黄金のマスクで知られるエジプト考古学博物館などを見学。

選択

3

カイロ滞在
(アレキサンドリア)

■朝食後、終日、クレオパトラがその華麗な生活を送った港町アレキサンドリアへ。
■世界七不思議のひとつ大灯台があったといわれる場所に建つカイド・ベイ城塞グレコ・ローマン博物館などを見学。

選択

4

カイロ
アブシンベル


アスワン

■朝、空路、アブシンベルへ。
■ユネスコにより移築され水没を免れたラムセス2世のアブシンベル大神殿と、王妃ネフェタリのために建てたハトホル神殿を見学。
■空路、アスワンへ。
■着後、全長3.6kmにも及ぶ巨大なアスワンハイダム切りかけのオベリスクなどアスワン市内観光。
■昼食後、市内のホテルへ。
■小憩後、夕方、ファルーカに乗り、ナイル川観光。

選択

5

アスワン
(コム・オンボ)
(エドフ)
(エスナ)
ルクソール

■朝、バスで一路、古代エジプトの都テーベとして栄えたルクソールへ。
■途中、ワニのミイラが多く見つかったプトレマイオス朝のコム・オンボ神殿、ほぼ完全な形で発掘されたレリーフがあるエドフのホルス神殿の観光。その後急流の水門を通り、エスナのクヌム神殿に立ち寄る。
■夜、音と光のショーを見物。

選択

6

ルクソール滞在

■午前、ナイル東岸の観光。巨石が並ぶ大列柱室で知られるカルナック神殿ルクソール神殿などを見学。
■午後、ナイル西岸の観光。メムノンの巨像、古代エジプトの最初の女王ハトシェプスト葬祭殿、ツタンカーメンなど歴代のファラオたちが眠る王家の谷を訪れる。

選択

7

ルクソール
カイロ

■朝食後、空路、カイロに戻る。
■昼食後、カイロ市街散策。

選択

8

カイロ滞在
(ギザ)
(メンフィス)
(サッカラ)

■午前、メンフィスおよびサッカラの観光。エジプトが初めて統一されたときの都メンフィスでは、ラムセス2世の巨像や、アラバスター石製のスフィンクスを見学。サッカラでは、ジョゼル王の世界最古の階段ピラミッドマスタバ墳などを訪れる。
■午後、ギザの砂漠にあるクフ王、カフラー王、メンカウラー王の3大ピラミッドスフィンクスを観光。
■夜、ナイル川ディナークルーズへ。

選択

9

カイロ
カラチ

■朝食後、パキスタン航空でアブダビ経由、カラチへ。

 

10

カラチ
東京

■早朝、パキスタン航空でイスラマバード、北京経由帰国の途へ。
■夜、成田空港着。通関後、家路へ。

 

 

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